小児科訪問看護 不登校児の健康サポート  
「こども医療証」で行政の手厚い補助があります。
子供たちの未来のために  
対象 乳児~成人前まで

小児訪問看護では、主に小学生・中学生の不登校支援を行っています

 

不登校への訪問看護は広く普及していません。
高齢者や病気が対象であれば確立された標準治療があり、医師の指示も明確です。しかし、不登校は個性と環境の組み合わせが多岐にわたる上、保護者意向の調整も大変難しく、確立した方法がありません。 私たちはこの分野に注力し、地域の子どもたちとご家族を支えようとしています。支援内容はご家庭によって様々ですが、まずは週三回の定期訪問で子供の健康に懸念がないかを見守り、家庭とのコミュニケーションを通じて信頼関係の構築を行います。信頼関係ができた上で、徐々に地域や社会との繋がりを持てるようにサポートします。「登校する」ことをゴールとせず、本人自身が社会と繋がり、物事に前向きな姿勢を持てることが重要です。

不登校に対しご家族だけで頑張っている、悩んでいるのでしたら、ぜひ訪問看護師をご家族のチームに加えてください。子供は会話のできる家族以外の人として安定した「他者との関わり」を持ち、看護師は普段の生活や健康状態を詳細に把握している医療専門家として家族をサポートします。

 

行政の手厚い費用補助が受けられます
豊中市と箕面市では、所得制限なしの「子ども医療費助成制度」を利用し、本人負担月額1000円で週三回まで(月12~13回)の訪問看護が受けられます。あまりに安価で疑問に思う方もいるでしょうが、本当です。月1000円を超えた額は子供医療費として行政が負担します。不登校サポート会社のように申込金などの高額な初期費や、最低利用期間の縛りもありません。訪問回数、開始終了も任意です。合わないと感じたら、やめることも再開することもできます。

 

不登校支援として医療保険対応の訪問看護を受ける手続き
訪問看護は医師の指示で動きます。訪問看護師が本人・ご家族と面談を行い、その後病院で受診、医師から訪問看護指示書が出て訪問開始となります。かかりつけ医が身近にいない、外出が難しい、医師の指示が出るかどうか不安、などご相談ください。医師への連携を行います。訪問診療医へも連携可能です。

 

発達遅延など心身障がい児の訪問も行っています。一人ひとりの特性に合わせた支援を行い、生活の質の向上を目指しています。私たちは、この国の次世代を担う子どもたちが安心して生活できる環境づくりをサポートし、地域の一員として共に歩んでいきます。お気軽にご相談ください。